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6.0 花t雪 いつも通り構築

というわけで、今回のチーム戦のレシピについてです。
今回は採用基準のコメントがメイン。

☆いつもの色分けテンプレ
青=AF想定キャラ
緑=DF想定キャラ
紫=システム

花 50枚

EX1

1.0比那名居天子3
聖白蓮2


夢想封印4

EX2

2.0橙4
犬走椛4
上海人形4
6.0多々良小傘2
1.0博麗霊夢3
6.0紅美鈴3
6.0伊吹萃香2


リリーホワイト4
5.0大妖精3
1.0鍵山雛3
1.0秋静葉2


守矢神社4
身代わり人形3


雪 10枚

EX2

レティ・ホワイトロック4
キスメ2


藁人形4

キャラ45枚、イベント15枚

○デッキコンセプト

いつもと変わりません。小型のアシストと共に天子が殴り倒す、それが基本となります。
といってもそこに依存する気はさらさらなく、基本的には花単に雪を混ぜたグッドスタッフ。
「花単にレティが居れば強い」という至極安直な発想を忠実に実行するために、雪のカードはプレイできる最低限の枚数を採用しています。なるべく花に近い動きが出来るように。

○カードチョイス

☆EX1について

・封印は4枚、天子は3枚

花単と言えば夢想封印は4枚。ゲームを決めるカードですし、何枚引いても基本的に困りませんから、雪を混ぜるこの構築でも4枚からのスタートです。
そして天子もメインパンチャーとして非常に分かりやすいパワーを持っているために確定。
後は天子が4枚というのでも良かったのですが、私が天子を引きやすい(引き過ぎる)体質のために3枚が丁度よかったということで。しかしメインパンチャーがこのままだと不足するので白蓮を2枚混ぜています。
EX1が多少多めなので、花1コストの捌け口は多め。

・天子と白蓮の配置被りについて ~ 1.0幽香を嫌った理由

そもそもは「天子を万が一引けない時の代役」としての白蓮です。初手の段階では、天子と白蓮がかぶったところでEX1の捌け口は多いですしあまり気にすることもないと考えています。
またリリーと椛のおかげで、配置の自由度はかなり高い状態なので盤面に両者を出すことも十分に考えられます。

配置が被らないのと、能力が天子とシナジーを取りやすい1.0幽香ですが今回は白蓮に比べ汎用性が低いということで見送りました。
後半に引いた時にDFで登場する可能性が白蓮は十分ありますが、幽香はまず出られません。
また、天子と同時に盤面に並ぶ状態を想定した時にSP3とSP0の差は大きいかなと。
一応色拘束のこともありますからね。

・そもそもEX1パンチャーを2種採用する必要があるのか

雪を混ぜるために星の枠を削ったため、このデッキは魔理沙を採用していません。
なので、通常の花単以上に「天子が出ない時の打点が絶対的に不足する」のが課題でした。
多少事故率を上げてでも、安定して打点を叩けるパンチャーを増やす必要があったのです。
しかし魔理沙以外となると、残念ながら花で高打点を叩けるEX2のパンチャーは不足していますので已むを得ずEX1の白蓮の力を借りることになった…という流れ。
まあ、9枚くらいならなんとかなるだろうということでね。実際なんとかなった。

☆諏訪子vs萃香

両方入れる枠を作れなくもないんでしょうが、それをすると「初手から安心して出していけるアタッカー」の枚数がその分目減りすることになります。
引きの強さにもよりますが、この枚数は非常に重要です。
花の強みである安定性を損なわないために、EX2とはいえ大型は絞りたいなと。特にこのデッキは打点が先程も言ったように不足しやすいので、出せないAFが初手で偏ったりすると悶絶します。

で、どちらを採用するかは悩むところだったのですが、今の環境で諏訪子を出せば勝負が決まるのか…というと、そうとも言い切れないんですよね。
花ミラーにしても大体において勝負の決め手は詰めイベントを引いた枚数になりがちなので、諏訪子もそのシステムの一種に近いと考えるとそこまで拘ることはないのかなと。
諏訪子が最大限の仕事をするパターンというのは、中終盤に中央DFに登場して相手の中央列を止めながらタップ、最終盤面の大量打点を睨む…ということだと思うのですが、よく考えたらこれ、萃香で殆ど同じ事が出来るんですよね。
萃香がAFに登っていけることが条件にはなりますが、萃香列の隣を寝かせて攻撃できますし、DFにに出たターンはほぼ確実に攻撃を一本止められます。
確かに噛み合った時の諏訪子ほどの爆発力(爆発というかドロー死)はないですが、諏訪子より盤面を選ばないのが強みです。

それなら、盤面に出しやすく本人が打点を叩ける萃香の方がいいのかなと。
勿論諏訪子の方が強い盤面だってあるのは間違いありませんが、活躍頻度で萃香に軍配が上がると判断しました。
打点不足の助けにもなりますし。

…と、偉そうに書きましたが諏訪子と萃香の選択に関しては、半分位今回のチーム大将である若MENさんの受け売りです。
まあ正直大型を絞るにしても枠は3枚にしても良かった気はしますが、特にその分削るカードが思いつかなかったので2枚に落ち着いています。

☆夢想封印霊夢vsアミュレット霊夢

前回の記事や某銀符本の議論の焼き直しになりそうですが。
やっぱり結局のところ「好み」によるところが大きいと思います。それだけどちらも強力です。
酷く極端なことを言えば、

イベントを的確に沢山引けるならばアミュレットの方が絶対に強いですし、引けないなら夢想封印霊夢の方が絶対に強いです。

…ということで、基本は自分の引きとの相談です。
ただ私の構築においては多少事情が変わり、1.0霊夢の方を選びたい理由が幾つか存在します。
それが以下の3つないし4つ。

・従来の花星に入っているリリーブラック、霖之助というアミュレットと組み合わさることで真価を発揮するワンハンド1/2スペックが居ない。
・終盤に必要以上に引いてしまった雪コストの捌け口として夢想封印霊夢が優秀。
・攻撃が止まりやすい小型の一人、椛は多少殴れなくてもレティとのシナジーで稼げる打点が大きいため、攻撃を止められることを花単に比べ苦にしていないこと。
・一点でも多く天子の打点を通したい(気分)。

加速、減速の調整が自在なので、イベントを引けないなら引けないで「引くまで減速し続ける」という露骨な動きが出来るのも魅力ですね。私は兎角このカードと相性がいいようですし。

cf.他の色を相手にした場合

花ミラーではなく宙や日を相手にした場合ですが、これはハッキリ夢想封印霊夢の方が強いと思っています。
中終盤から2ハンドで攻撃を止め続けられるというのは、この2色に対しては圧倒的なアドバンテージなので。アミュレットで出来ることがこの2色に対して少ないというのもありますが。
雪と月に対しては、どちらの霊夢を採用した場合でも能力対応のカウンターが危険なのは変わらないので、ここはあまり差異がないかなと。
このあたりのことも考えて、霊夢は選択していけばいいと思います。

☆小型AF14枚

どれもこれもカードパワーが高く、下手な中型を入れるより強いからです。
それ以外に特に言うことはないです。
まあ、小傘をAFに出すことは基本ないですがねー。

☆システムについて

ハンド効率として桁違いに優秀なシステムである夢想封印と身代わり人形の採用は確定です。
雪を混ぜる時に、EX2で使いやすい藁人形も確定。
残り1種の枠は号外か守矢神社か…というところですが、今回は守矢神社の採用で。
ハンド効率や器用さで言えば号外でもよさそうですが、天子6点をもう一発入れた方が手っ取り早いシーンが回していて多かったことが選択基準ですかね。
身代わり人形の方を4枚にするというチョイスはあった気がしますが、身代わりを複数枚引いた時に連打出来る盤面になっているか怪しいということと、「天子で殴りたい」という方針を重視して神社4枚で。
守矢神社を連打する盤面の方がレアですが、守矢神社は確実に引きたいので…
しかしここまで書いていて、チーム戦では6戦通して守矢神社を1枚もプレイしていないという衝撃の事実に気づきました。いや、守矢神社が弱いわけじゃなくて夢想封印が強すぎたってだけですが多分。

☆雪のカード+花雪大妖精の不採用について

・れてぃれてぃれてぃ

花椛と強力なシナジーを持つ、超パワーカードレティが居る。
それだけで雪を混ぜる理由は十分ですが、お手軽カウンターである藁人形も大きな味方です。
この2種をガン積みからスタートして残りをどうするかというところですが、引きすぎた雪コストを処理する場合にもう一種キャラが欲しい気分があったのでキスメを採用しています。
登場するシーンを選びはしますが、即時性の高さを評価しました。
終盤トップで引いた時に嬉しいのもポイントでしょうか。

・コスト専門大妖精

雪コストとしてレティ以外にあまり強いカードがなければ考えたかもしれませんが、特に必要がなかったので採用していません。
タッチメルラン構築と違い、トップドローから即時行動をする必要がないのでそこまで雪コストを嫌う理由もありません。
雪コストが10枚で足りるのか、ということはありますがどちらかと言えば引き過ぎる方が嫌なのでこの枚数です。この枚数で回していて足りないと感じたことはあまりないので、10枚という数字で落ち着いています。
何より、このデッキの場合「雪コストが全く絡まなければ花単」なので殆ど弱い要素がないというのがずるいところですね。せいぜい、魔理沙が居ないというところ位しか差がありません。

☆6.0美鈴について

魔理沙が居ない、EX1の捌け口が欲しい、打点が欲しいというこのデッキの痒いところを全てカバーしている(気がする)カード。
本人へのサポートが必要ということと、デッキボーナスなのでメタが刺さった場合は弱いとやや癖はありますがそれでも立派な5点パンチャーです。
純粋なパンチャーとして低めなスペックは能力とオーダーステップを利用してうまくカバーしていきたいところですね。
魔理沙が居るデッキであればわざわざ採用する必要はないかと思いますが、使ってみるとなかなかバランスの良いカードなので試せる余地のあるデッキなら是非おすすめしたいところです。


そんなところでしょうか。
デッキ相性に関しては、「藁人形とレティの刺さり方次第」で多少変動する以外は花単と一緒。
そこがうまく刺されば現環境ではどんな相手でも五分以上の戦いができるはずです。

今回は採用基準等を中心に解説してみましたがいかがでしたでしょうか。
デッキのメインは「いつもの私」でしたが、細かいカードチョイスに関してはチーム戦に臨むにあたってチームメイトと調整した結果が大きく出ています。
このデッキの完成度を上げてくれた若MENさんとミストさんには改めて感謝を。

いつも通り長くなりましたが、何かしら参考になれば幸いです。
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プロフィール

だくねす佐倉

Author:だくねす佐倉
TCGは東方銀符律とかいうのをやってた人です。
CoJは難しいなぁ。今はJⅢ。
天子とか阿求とかすき。

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