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5.0 純正月単

大分更新が空いてしまいました。どうにも気分が向かなかったもので。
銀符自体は高いモチベで続いております。ランキングは色々試した挙句ギリギリ勝ち越しみたいな成績なので、なかなか悲惨な状態ですが。ここから巻き返したいところです。

さて、レシピの方は月EX2のカードオンリーっていうよくわからないデッキ。
ようやく回し方がちょっと分かってきたので途中経過ということでレシピ公開。
面白いデッキですが、基本的に疲れるし強くはないので万人に薦められるデッキではないかも。
プレイング勉強したい方向け。
ちなみにこれは私発案ではなく、偉い人が回していた月単を私なりに咀嚼し直したレシピです。

☆いつもの色分けテンプレ
青=AF想定キャラ
緑=DF想定キャラ
紫=システム

月 60枚

EX2

東風谷早苗4
1.0蓬莱山輝夜4
古明地こいし4
紅美鈴3
村紗水蜜3
リグル・ナイトバグ3
5.0宇佐見蓮子3
5.0姫海棠はたて2


4.0河城にとり4
鍵山雛4
雲居一輪&雲山3
因幡てゐ3
綿月依姫3
ルイズ2
アリス・マーガトロイド2
キスメ2


空き巣4
きのこ4
ティータイム3


キャラ49枚、イベント11枚

○デッキの特徴

大型を一切入れないところに理由はあるのか。メルランを混ぜないことに理由はあるのか。
と言われると、基本的には「ない」と言って良いと思います。
しかし回してみると、確かに「だからこそ」の強みというのがあるようです。
数枚ex1を混ぜたってコスト事故は起こらないんじゃないか? というのはもっともですが、このデッキは「いつどんな場面でも手札の全てのカードがプレイの選択肢になる」のが自慢。
引きが強ければ(というより運が悪くなければ)3枚前後のEX1や星のカードを嫌なタイミングで引くことはないのでしょうが、中長期的に回していく中でたまに訪れる、戦局を大きく動かしはしない程度の地味な事故というのはどのデッキにもあるはずです。
が、この構築はそれがない。そこに絶対の信頼を持って強気で回していけるというのは、地味で小さな事ですがアドバンテージになると思っています。ストレスフリー構築。

しかし勿論、そのためにわざわざEX1のパワーカードを切るというのは褒められたものではありません。
この一見無意味に見える「EX2縛り」が許されるのは、現状月のEX1に絶対的なパワーカードがないからでしょう。

月の大型EX1といえば紫や幽々子辺りがまず浮かびます。
どちらもEX1でも入れる価値のある強力なカードなのは間違いないですね。
ただ、それらは「分かりやすい勝ちを導けるカード」ではあっても、雪フランや花宙フラン、システムならマスタースパークや緋想の剣のように、「一撃でゲームの大勢を決める」程のパワーがありません。

それならば、大型を徹底的に排除することで様々なデッキに対して安定した動きが望めるのではないか…ということで。幽々子を採用しなければ、輝夜というエースパンチャーを安心して4積み出来るのも美味しい。

と、ここまで殆ど全て机上論なのですが、私自身がこの月単を回してみて(まだ70戦前後なのでちょっと試行回数が少ないんですけど)「強ち全くの嘘ではないな」と思えたので、ここにこうして記す次第。

まだまだ研究途中ではあるので、色々と意見はブレる可能性はありますが。
今確実に言えることは、(多少人を選ぶものの)このデッキがとても楽しいものだということです。
プレイングの難易度に関してはかなりハードですが。

○カード選択に関しての雑感

ここからは個別のカードチョイスに関して。
全て語ろうとすると異常に長くなるので、パッと見で目に止まりそうなところだけ。

・東風谷早苗

5.0優曇華との枠争い。能力宣言で1点分損が出る早苗ですが、配置とスペックが優曇華より優秀。
リグルや蓮子との兼ね合いがあるので、状況に応じて左右のAFを選択できる早苗を選んでいます。
また、ただでさえ打点が細いのでAP3を合わせられて止まる…というのは致命傷。
優曇華の配置はルナサじゃカバーできませんからねー。
どちらも入れないという選択肢ですが、序盤の打点レースをなんとかするためと、ハンド不足を補うためには実質2ハンド3/3/2は居ないとやってられないという結論に至りました。

・リグル・ナイトバグ

ナズーリンとの枠争い。ナズーリンは能力のおかげでやや相手に止められにくいか…という目論見でナズーリンを採用して回していた時期もあったのですが、完全に幻想でした。どうせ止まる時は止まる。
出したターンから能力が言えて、きのこや空き巣を打たれない限り最初から最後まで絶対に稼ぎ続けられるリグルが圧倒的に使いやすいということで、リグルに軍配。幽々子が居ないなら結局そうなりますよね。

・姫海棠はたて

もっと枚数を増やして多用していった方が強いのでは? ということは考えているのですが、現状はたてに余り頼らなくても良いゲームが出来ている印象です。
能力は強力無比ですし入れない理由もないのでひとまず2積みで続投。
はたてに依存すると、引きの噛みあい方で運要素が増えたり、ハンド消費が(てゐや霖之助を使っていったとしても)どうしても激しくなるので、その分で最終的には2,3点足りなくなりそうなイメージ。
回していての体感ですし、はたてをプレイしたゲームがかなり少ないのでまだなんとも言えませんが。
勝つための搦手として利用はしても、メインパンチャーとするには心許ないレベルといったところ。

・ルイズ

オールラウンダー。序中盤にとりあえず配置しておくと、SP要員として盤面を動きまわるわ役目がなければアタックに行けるわと兎に角素敵な動きを見せてくれます。
基本的には、「積極的に出したいアタッカーが居ないけどSP2が欲しい」「DFに相打ち上等、殴られなければラッキー」というような場面で出して、後は一番活躍できるフィールドに飛び続けながら動かします。
特に、相打ちを相手が嫌った次のターンにAFへ移動してパンチ→新たにAP2のDFを配置するという動きは頻発しますし丁寧にアドを取るためには非常に心強いカード。
花の大妖精程分かりやすく強力ではないですが、こちらもデッキの円滑剤としては素敵なデザイン。
滑り込みが出来るので、アリスとシナジーの取れるカードでもあります。
あんまり使っている人の多くないカードですが、私は大好きです。

・キスメ

試用枠。今はキスメで回していますが、面白そうなカードが見つかればここはどんどん変えていく予定。
今のところ、この子はそれなりに登場するので暫定スタメン。
AP1のDFが逆に不足しているデッキなので、そういう方面でも活躍してくれると嬉しい。

<以下、今は採用していないカード>

・綿月豊姫

AP4以上のカードが居ないデッキでわざわざ採用する理由(或いは枠)があるのか? というカード。
しかし、3ハンドで登場していきなり3点稼げるカードというのは豊姫だけなので、細かい差と言っても居たほうが良いのかなぁと悩んでいます。正直枠がない。
美鈴やアリスは1ターンに2点ですし、こいしは能力起動に後1ハンドかかるので立場は違うんですよね。
豊姫はバーンではなくビートのアシストとしての3点なので、花や雪に対して絶対性がないのも微妙。

・パチュリー・ノーレッジ

悩んで、悩んだ挙句「入れたパターンと入れていないパターンを両方試そう」ということになって、やってみた結果やっぱり必要なさそうでした。幾らチャンプで減速しても、幾ら蓮子と一緒に使おうとしても、殆どアドは取れないしフィルターの必要はないしというので(分かってはいたものの)お役御免。
何より一番痛いのが、4積みして中盤以降引いてきた時の邪魔者っぷりが尋常じゃないことですね。
ただでさえ最大火力が低いんだから登場タイミングと相手を選ぶカードを4積みしている余裕はなし。
初手で欲しいカードで3積み以下なら入れる必要なし。よって完全カット。

○長所、短所

・色事故、コスト事故と完全に無縁。依姫能力を0ハンドから安心して宣言出来る。
・どの色を相手にしても大きく腐るカードがない。対応力に優れる。
・常にハンドの全てのカードが選択肢。にとりが居れば更に最適解を選択していける。
・最低火力が高め。
・選択肢が非常に多いので、プレイングの勉強としては最適。引きの強いシーンはあっても、ブン回りという概念は存在しないので最初から最後まで考える必要がある。

・総じてカードパワーが低い。花単のスペックゴリ押しには苦戦必須。
・ワンミスで試合を落としかねない。プレイングの難易度が非常に高い。
・動きそのものに派手さや華やかさはない。地味過ぎてヤバイ。
・お互いに考えることが増えるためゲームスピードが遅い。下手すると銀符律最遅。
・何試合もやると頭痛い。

○デッキ相性

・雪t日

対策カード自体は揃っているので一応有利な方です。
ダイヤモンドダストが一番怖いですね。逆に言えば、それさえ来なければ多少回られてもそう簡単に負けることはないはずです。怖いものは怖いので、安心して相手の出来る色では無いですが。

・月単詐欺、月t日等の月ミラー

不毛な勝負ですが、これはプレイングを信じて粘り切ったほうが勝てるはず。
メルランのトップドローが2~3ターン連続で最強クラスというようなことをされればt日型に勝てませんが、粘って打点を抑えていけばメルランドロー分のデッキ差でそのまま勝ちきれるかと。
これに関してはまだ試行回数が足りないので嘘を言いそうですが、完全に不利ということはないはず。
月単詐欺型に関しては、当然の話ですが大型をどれだけ上手くいなせるかの勝負。
輝夜やこいし等を展開して、雲山や依姫をうまく盤面に配置していければ小回りが効く分勝ちが見える。
ただ、やはり幽々子型の最大火力はかなり高いので回られたらちょっと厳しいでしょうね。
にとりときのこはお互い様なので、これもプレイングの勝負。

・花単

多分相性最悪。
カードスペック、ウィニーの性能が段違いなので相当苦しめられること必須。
そして、終盤は花のイベントが優秀過ぎて頭を抱えることになります。
何よりも、リリーホワイトというカードが一番厳しい。
向こうだけ好きなタイミングでAFがスライドしていくというのはDF展開の早い月からすると地獄。
天子等の高打点を迂闊に序盤で食らわなければ、AP自体は向こうもそこまで高くないので輝夜と美鈴のバーンを軸に動いていくことになりそう。
相手が迂闊にAFを3枚早い段階で埋めたり、動きが噛みあって序盤の打点差が小さければワンチャンス。
ちなみに、花t雪でレティが飛んでくるとなると更に相性が悲惨になるのでその場合相手の事故を願うのみとなります。まあこればっかりは仕方ないですね。

・花宙フラン

相性はよくないですが、どっこい花単程ではなかったり。
フランが厳しいのは間違いないのですが、相手が大型である以上丁寧に動けばチャンプで打点を繋げるので細かい勝負に持っていくことは出来るかと。
霧雨、スキマ、守矢神社(or号外配布)という王道のシステムセットでかかってこられた場合が一番苦しいですが、それ以外の組み合わせだった場合は相性が少し良くなったりするとか。
というか、スキマの有無ですかね。
フランを多用しない宙花やそもそも入っていない花宙に関しては互角が取れそうです。
剣はどうしても苦しいですが…

・宙単

花単よりはマシですが、やっぱり辛い。
くるみや幻月はいなしやすいですが、諏訪子と剣に関してはどうにもならない。
そのためだけに紅い月の投入なんかも検討したりしましたが、やっぱりピンと来ないですねー。
引けなきゃどうにもなりませんし。
迂闊な動きをしてくれば、ティータイムで一気にひっくり返すことも出来るのでそこら辺は対戦相手の月対策次第ですかね。

・日単

基本有利。
相手は迂闊なメルランブッパが出来ませんし(マスパが1ターン来ないことを保証されると、それだけで月は動きやすい)霊夢や優曇華は使いにくい。
更に村紗の存在もあるので、相手はAFの配置にかなり悩むはず。
小型は容易に止められます。マスパを警戒しながら丁寧にプレイすれば6割以上は勝てるでしょう。
日単のプレイングも人によって結構差があるので、意外と一番プレイング勝負になりやすいカードかも。


さてここまで長々と書いてきましたが。
このデッキは、常に相手の動きを計算しながら動く必要があり、ブン回りがない以上楽な勝負が殆ど出来ません。
なので、「考え続けて戦う」ことが楽しい、駆け引きを楽しみたいと感じられる人に是非お薦めしたいところ。適当に回していたのでは簡単に負けますし、安易な甘えはすぐにデッキに咎められます。

恐らくは他のデッキとは完全に違う姿勢で銀符律に臨めると思うので、興味が湧けばどうぞ。
単純に強いデッキとは別次元に存在する構築であることは先に言っておきます。

では今回はそんなところで。
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はじめまして

白猫軟骨様

はじめまして。
何時もブログを拝見させていただいています。
某偉い人(彼は偉い人だったのかw)の友人で月単を作成したS.Sと申します。
あの月単に興味を持っていただけて幸いです。
ローカルな地域にいるため、中々他の人の意見を聞けない身としては、今回のお話は大変参考となりました。

デッキ作成した者として、色々と意見を交わしたい所なのですが、長々となってしまいますので、簡単にあのデッキのコンセプトとEX1が入らなかった理由について自分の意見を記載させていただきます。

○コンセプト
バーンへの特化です。
従来とは異なる形のデッキに仕上げようと思い、バーンに特化させた形を目指してあのデッキを作成しました。

○EX1が入らなかった理由
大きくはコンセプトに合致したEX1が無いことです。
それとに記事にも書かれていましたとおり、コンセプトから外れてでも採用したいと思うほどのパワーのあるカードが無かったことでした。


それでは長文失礼いたしました。
これからもブログを楽しみにしております。

S.S様

こんにちは、ご意見ありがとうございます。
月単に関しては本当に楽しませてもらっています。

成程、コンセプトがバーン特化というところからのスタートだったのですね。EX2単という部分に先に目がいってしまいましたが、EX2単になったのは結果的に…ということですか。
こちらこそ参考になります。

私のアレンジが大分コンセプトから逸れた方向になってしまっているのがなんとも申し訳ない限りですが(相変わらずグッドスタッフよりに)、あのデッキの雰囲気には非常に魅せられたので、そこを損なわないように頑張って回していくつもりです。
重ね重ねありがとうございます。

白猫軟骨様

こんばんは。
ご返事ありがとうございます。

いえいえ、思考錯誤を続けながらデッキを調整しているので、
自分と異なるベクトルのお話を伺うのは、新しいアイディアに繋がりとても参考になります。

もしお会いすることがあれば、その際には月単話をしつつ、手合わせしていただければと存じます。

それでは失礼いたしました。
プロフィール

だくねす佐倉

Author:だくねす佐倉
TCGは東方銀符律とかいうのをやってた人です。
CoJは難しいなぁ。今はJⅢ。
天子とか阿求とかすき。

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